『@DIME』に記事が掲載されています

小学館のウェブサイト『@DIME(アットダイム)』に、私が取材・執筆を担当した記事が掲載されています。

記事は連載「ヒット商品開発秘話」で、今回はサントリービールの『頂』を紹介。
企画・開発の背景、味づくりの工夫、ビールらしくないネーミングやパッケージデザインに至るまで、などについて紹介しています。
 
2017年7月に発売された『頂』は新ジャンル(第三のビール)で、特徴は高アルコールなこと。
ビール類のアルコール度数は5%前後が一般的な中、発売当初は7%、この2月にリニューアル後は8%としています。
高アルコールにしたことやコク豊かな麦汁、強い炭酸などにより、ビールと遜色ない飲みごたえを実現しました。
 
開発の背景にあったのは、缶チューハイなどでアルコール度数7%を超える高アルコールのもの(ストロング系)の人気が高かったこと。
ビールでも同じように、「高アルコールが支持される可能性があるのではないだろうか?」ということが発端になりました。
これと同時に、当初より向上したとはいえ、新ジャンルの味はまだ、ビールにはかなわず改良の余地があったことがあります。
 
ただ、過去に高アルコールの新ジャンルで思ったような結果が得られなかった経験があったことから、同社内では『頂』の開発に対し必ずしも好意的ではありませんでした。
そこで、過去の失敗の反省を踏まえて、中身を開発することに。
新ジャンルにありがちなスッキリした飲みごたえではなく、コクがある豊かな味わいがするものを目指しました。
 
開発上の最大の課題は、高アルコールになればなるほど、独特にクセが目立つこと。
このクセを緩和しないとリピートにつながらないことから、ホップの種類や配合比率、投入タイミングを変えながら試作を作り続け、検証を重ねました。
ビール類は醸造酒ゆえ、試作を1つくるといっても完成までに相当な時間を要しますが、つくった試作は150にも及んだといいます。
 
一方、ネーミングとパッケージデザインはビールらしくないものになりましたが、社内では物議を醸します。
どちらも「ビールらしくない」ことが物議を醸しましたが、社内の反応をよそにユーザー調査では評価が高く採用されることになりました。
 
すでにご愛飲の方はもちろんのこと、ビール類が好きな方、ビール類のアルコール度数はもっと高くてもいいのにと思っている方、ネーミングとパッケージデザインに惹かれる方、アルコールなら何でもOKな方など、ご興味のある方はアクセスしてください。

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段取りができない

前々回の当ブログで予定外の新年会について触れましたが、そのとき、こんなことを言われました。

「お前は全然、段取りができないけど、仕事になると違うよな」
 
出ました、ポンコツ認定。
 
しかし、そんな認定が出て喜んでいる場合ではありません。
その日、集合時間に遅刻したことを指して言っているのかと思ったのですが、きっと過去のそうした積み重ねを指して言っているかもしれません。
 
でも、「仕事は段取り8分」と言います。
自分は仕事ができる、とは言いませんし思ってもいませんが、段取りができなければここまで何とかやって来れないと思っています。
なので、友人のこの指摘に「?」となりました。
 
ところがですね、やはり段取りが全然できないのかも、と思えてならなくなりました。
 
一昨日のこと。
夜から新宿で、メディア関係者の集まりがありました。
開始時刻に間に合うように出発する時間を決めていたのですが、出発する前に家で仕事をしていたところ、仕事中にうたた寝。
目が覚めたのは、出発直前でした。
 
そこから慌てて出かける支度。
実はまったく何にも準備していませんでした。
カバンに必要なものを詰め身支度を整えます。
 
大急ぎで家を出て駅に向かうのですが、家を出てしばらくすると、風邪予防のマスクをするのを忘れていました。
おまけに、駅に着いて財布を見たら、まったくお金がありません。
慌てて駅前の銀行に駆け込み、とりあえずお金をおろします。
 
電車に乗り目的地の新宿に到着。
会場は歩いて10分ほどのところにあるのですが、この日の東京は夜から雪。
寒い中歩き、凍える思いをして会場に到着しました。
 
ところが、会場に着いてショックな事実を知ります。
新宿には丸ノ内線に乗って来たのですが、最寄駅は一駅先の西新宿で、しかも西新宿からだと、外に出ることなく会場に行くことができたのです。
 
なんてこったーー。
頭の中でこう絶叫してしまいました。
会場が新宿だから最寄駅は新宿だと勝手に思い込んでいたのです。
 
この一連の行動からご理解いただけるかと思いますが、段取りが全然できていませんよね。
友人の指摘は、あながち間違いではありませんでした。
最初は「?」と思いましたけど、納得せざるを得ないかもしれません。
 
また振り返ってみると、外出するときはほぼ毎回、家を出てから忘れ物に気づいて家に戻ることがあります。
そういう行動に、段取りができないことが表れているのかも、と思えてきました。
 
それにしても、よく見てるわ。
鋭い。

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プロフィール

大澤裕司(yuji)

Author:大澤裕司(yuji)
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2005年から本格的に、ライター稼業で生計を立てています。
主な取材分野は技術開発、中小企業、モノづくり(生産技術、生産管理も含む)、IT活用、人材育成、など。
2008年8月には初の著書『これがドクソー企業だ』を上梓しました。

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