【2011-12シーズン】サッカー界におけるスポーツウエアの勢力分布(メキシコ プリメーラ・ディビシオン編)

不定期連載「サッカー界におけるスポーツウエアの勢力分布」の17回目。
今回から北中米編に突入します。
 
北中米編でまず紹介するのは、メキシコのプリメーラ・ディビシオンです。
 
メキシコのサッカーといえば、代表チームはワールドカップの常連ですが、クラブチームとなると日本ではあまり知名度が高くない印象があります。
しかし実力は高く、これまでの「FIFAクラブワールドカップ」では、北中米カリブ海地区の代表チームのほとんどがメキシコのクラブチームです。
日本での知名度が高くないからといって、プリメーラ・ディビシオンの実力が低いわけではなく、世界的に見たらトップクラスにあるといえそうです。
 
そんなプリメーラ・ディビシオンのユニフォーム事情はどうなっているのでしょうか。
早速、結果を見ることにしましょう。
 

1位(5チーム)
NIKE:モンテレイ、モレリア、クラブ・アメリカ、パチューカ、クラブ・ティファナ(↑1/+2)
2位(3チーム)
atletica:サン・ルイス、クラブ・アトラス、ハグレアス・チアパス(↓1/-2)
3位(2チーム)
adidas:グアダラハラ、UANLティグレス(↑2/+1)
PUMAUNAMプーマス、サントス・ラグナ(→/±0)

5位(1チーム)
GARCIS:アトランテ(NEW/+1)
Kappa:プエブラ(→/±0)
marval:ケレタロ(NEW/+1)
PIRMA:エストゥディアンテス・テコス(→/±0)
UMBRO:クルス・アスル(→/±0)
UNDER ARMOUR:トルーカ(↓2/-1)

1 降格(カッコ内は降格時に使用していたブランド名)
ネカサ(atletica
2 昇格
クラブ・ティファナ
3 前シーズンからの変更(昇格チームを除く)
モレリア:atleticaNIKE
グアダラハラ:Reebokadidas
アトランテ:KELMEGARCIS
ケレタロ:PIRMAmarval
エストゥディアンテス・テコス:UNDER ARMOURPIRMA
4 ランキング内のカッコの見方
左:前シーズンからの順位変動。↑はランクアップ(数字はアップしたランク数)、↓はランクダウン(数字はダウンしたランク数)、→は順位に変更なし、NEWは初ランクイン
右:前シーズンと比べてそのブランドを使用しているクラブチーム数の増減

 
以上です。
 
大変なことに、これまでずっとトップを死守してきたatleticaがトップから陥落し、代わりにNIKEがトップに立ちました。
でも、こんな形のランキング、どこかで見たことがあるような気が……。
そうです、今シーズンのイングランド・プレミアリーグの結果と似ています。
プレミアリーグの場合は、これまでずっとUMBROがトッップを守ってきましたが、今シーズンはadidasがトップに立ちました。
 
似ているのは、長年トップを死守してきたブランドが滑り落ちたことだけではありません。
UMBROatleticaともに、それまでトップを守ってきた国・地域で生まれた地元ブランドという点も一緒です。
 
これだけの共通点を持っているわけですから、似ているというのも納得いただけるのではないでしょうか。
 
このほか、今回の結果に見られる特徴には、聞き慣れないブランドが割と目立つことがあります。
具体的にはGARCISmarvalPIRMAがそうなのですが、PIRMA以外は詳しいことがわかりません(PIRMAは地元メキシコのブランド。詳しくはココをクリック)。
GARCISについては、かつてメキシコ代表のユニフォームを手がけたこともある同名のブランドのことかもしれないのですが、手がかりが見つからず断定まではできません。
marvalに至っては、名前以外のことはまったくわかりません。
聞いたこともないブランドが登場するのはためになるので面白いのですが、詳細が不明、調べる手立てが見つからないのでは困ったものです。
 
 
参考
 
2011-12シーズン

【2011-12シーズン】サッカー界におけるスポーツウエアの勢力分布(アジア集計編)

不定期連載「サッカー界におけるスポーツウエアの勢力分布」の16回目。
今回はアジア編の集計結果を紹介します。
 
アジア編で紹介したのは、日本、韓国、中国の3カ国。
ヨーロッパ編の11カ国・地域に比べれば、こじんまりしたものですが、実力や市場規模などを加味すればこの程度で十分な気もします。
実を言うと、今回からオーストラリアも加えようかなとも思っていました。
しかし、アジアでの実力は申し分ないものの、日本や韓国、中国と比べると市場が小さそうなので見送りました。
もしご要望があれば、来シーズンから調査対象に加えることを検討しますので、ご希望の方はコメントで申し出てください。
 
そんな前置きはさておき、集計結果はどうなったでしょうか。
早速、結果を見ることにしましょう。
 

1位(19チーム)
NIKE(→/-1)
【日本()】鹿島、広島、浦和/【中国(16)広州恒大、北京国安、遼寧宏運、江蘇舜天、山東魯能泰山、青島中能、長春亜泰、杭州緑城、貴州人和、天津泰達、上海申花、大連実徳、河南建業、上海申鑫、大連阿爾濱、広州富力

2位(4チーム)
adidas(↑1/+1)
【日本()】:横浜、新潟、FC東京/【韓国()】水原三星
PUMA(→/-1)
【日本()】磐田、清水、川崎/【韓国()】釜山

4位(3チーム)
hummel(↑1/+1)
【韓国】全北現代、慶南、大邸
le coq sportif(↑1/+1)
【日本()】名古屋/【韓国()FCソウル、仁川

6位(2チーム)
asics(↓1/±0)
【日本】仙台、神戸
Kappa(↑4/+1)
【日本()】札幌/【韓国()】浦項
mizuno(↓3/-1)
【日本()】C大阪/【韓国()】江原
UMBRO(↑4/+1)
【日本】G大阪、鳥栖

10位(1チーム)
ASTORE(→/±0)
【韓国】済州
DIADORANEW/+1)
【韓国】蔚山現代
JAKO(↓5/-1)
【韓国】尚州尚武
Joma(↓5/-1)
【韓国】光州
Kelme(→/±0)
【韓国】全南
Lotto(→/±0)
【韓国】大田
uhlsportNEW/+1)
【韓国】城南一和
UNDER ARMOUR(→/±0)
【日本】大宮
YONEX(→/±0)
【日本】柏

※ランキング内のカッコの見方
左:前シーズンからの順位変動。↑はランクアップ(数字はアップしたランク数)、↓はランクダウン(数字はダウンしたランク数)、→は順位に変更なし、NEWは初ランクイン
右:前シーズンと比べてそのブランドを使用しているクラブチーム数の増減

 
以上です。
 
中国スーパーリーグに所属する全16チームがすべてNIKEを採用したので、NIKEがダントツの1位になりました。
これまでの経過を観察されてきた方にとっては、「予想通り!」の結果になったはずです。
それに、ぶっちぎりの1位ですから、何も言うことはありません。
 
2位以下を見ると、adidasPUMAが2位につけているのは、特段珍しいことではありません。
ですが、ヨーロッパ編と比べると4位以降はユニークです。
ヨーロッパ編ではあまり振るわず下位に沈んだhummelle coq sportifが4位、ヨーロッパ編では上位クラスにあったKappaUMBROLottoが低迷しています。
 
調査結果をバラしたりまとめたりすると、いろんな見え方がするもの。
ヨーロッパとアジアでは勢いのあるブランドに違いがあることが一目瞭然です。
ただ、見てもらえればわかるように、この調査では「なぜそうなったのか?」まで言及していません。
そこまでするとなると膨大な時間が必要で、とても私では対応できません。
なので、そのあたりのことについては、皆さんでお考えいただくなり、想像を膨らまして楽しんでください。
 
なお、次回からは北中米編の結果を紹介します。
 
 
参考
 
2011-12シーズン

プロフィール

大澤裕司(yuji)

Author:大澤裕司(yuji)
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2005年から本格的に、ライター稼業で生計を立てています。
主な取材分野は技術開発、中小企業、モノづくり(生産技術、生産管理も含む)、IT活用、人材育成、など。
2008年8月には初の著書『これがドクソー企業だ』を上梓しました。

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