楽ちん猫トイレと被災地

昨日は出張で、仙台に飛んでいました。
正確には仙台から角田に向かったのですが、目的はアイリスオーヤマの取材です。
角田にアイリスオーヤマの角田工場があります。
 
取材内容には詳しく言及しませんが、テーマはアイリスオーヤマの新商品「楽ちん猫トイレ」の開発に関して。
 
 
要は猫が使うトイレなのですが、この商品、1匹であれば2週間、手入れがいらず、猫の飼い主にとって何かと負担がかかる後始末を楽にするものです。
記事掲載誌の発売はまだ先になりますが、発売になりましたら本ブログで告知しますので、ご興味のある方はぜひお楽しみください(→記事掲載誌が発売になりました。詳しくはこちら)。
 
さて、今回の取材ではじめて、東日本大震災の被災地に出向きました。
アイリスオーヤマ角田工場も地震により、建物の壁や天井が崩れたほか、室内がめちゃくちゃになったり、工場の樹脂成型器もずれてしまうといった被害に遭いました。
そのときの写真を見せてもらいましたが、被害はかなりひどいものでした。
震災当日は、4月に入社する高卒内定者が集まり研修のようなことを実施していたそうですが、幸いけが人などは出ずに済んだ模様。
15時から内定者全員が集まる予定だった大部屋は天井が崩れ落ちましたが、一歩間違えればけが人が出るところだったそうです。
地震発生時刻が15時前で誰ひとり大部屋にはいなかったことが救いになりましたが、15時すぎに地震が発生していたら、とんでもないことになっていたかもしれません。
 
しかし、現在はほぼ、復旧が終了。
建物の外観を見ただけでは、とても大きな地震被害に遭ったとは思えませんでした。
 
アイリスオーヤマ角田工場だけではなく、仙台駅や駅周辺も、とても大きな地震に見舞われたとは思えないほどでした。
仙台を訪れたのは7、8年ぶりですが、ぱっと見た限り、変わった様子は感じられません。
 
しかし、仙台から電車に乗り角田に向かうとき、そして角田から仙台に戻るとき、車窓から、ここでは地震があったことが窺える光景を目の当たりにしました。
 
まず、屋根にブルーシートを掛け飛ばないように留めているだけの家がまだ目立ちます。
また、地震によって生まれたがれきの集積場と思われるものや、仮設住宅らしきものも確認できました。
津波に遭った沿岸部に比べれば、今回訪れた内陸部の被害はそれほどでもないのかもしれませんが、震災から5カ月経ってもまだ屋根の修理が終わっていない光景が珍しくないのは、どう考えてもおかしいです。
最寄り駅を降り、そこからタクシーに乗ったとき、運転手に話を聞いたところ、瓦の生産がまだ間に合っていないとのこと。
だから、いまだにブルーシートを掛けただけの屋根が目立っているわけです。
 
あと、タクシーの運転手は中古車の価格が高いことを嘆いていました。
ただでさえタマ数が足りないところへきて、需要が高いものですから、中古車の価格が必然的に高くなっているわけです。
その運転手の家族も、価格が高い地元の自動車店では買わず、ネット販売を利用するなり関東まで出向いて中古車を買ったと言っていました。
 
被災地以外の地域で中古車の在庫がだぶついているのであれば、被災地に融通できる措置ができないものでしょうか?
都心部とは違い地方は、自動車がないと何かと生活が不便になりますので、中古車ができるだけ安価で買える環境整備も不可欠なのかもしれません。
ひょっとしたら、既にこうした対策は取られているのかもしれませんが、まだ不十分な可能性もあります。
 
現地に行き、震災に関する話を聞くと、自分にできることは何か? ということを考えさせられます。
はっきり言って、大したことはできませんが、少なくとも仙台滞在中にできることといえば、現地にいくらかでも金を落としていくことぐらいしかありません。
というわけで、地方出張した際はめったにしないのですが、今回は珍しくみやげを買って帰ることにしました。
 
仙台みやげといっても、いろいろあります。
今回、数ある仙台みやげのなかから買ったのは、阿部蒲鉾店の「笹かま」と喜久水庵の「喜久福」です。
 
笹かまはご存じの方も多いので説明を省きますが、喜久福は和菓子です。
実は喜久福のことはまったく知らなかったのですが、事前に仙台みやげについて調べたところ、評判のいい仙台みやげとして喜久福がよく登場していました。
なので、ちょっと興味があり、今回の機会を利用して買ってみた次第。
甘党ではありませんが、評判がよいならそれがどんなものかを確かめてみたくなったわけです。
 
なお、今回は買いませんでしたが、個人的にオススメする仙台みやげは牛たん関係と、榮太桜の「生どら焼き」です。
牛たんも笹かま同様、説明するまでもないと思いますが(昼は利久で牛たん定食を堪能)、生どら焼きは昨年、東急百貨店であった「宮城物産展」でみつけ、買ったことがあります。
結構ウマいです。
仙台駅に隣接するショッピングビル「エスパル」の地下1階にあるみやげ物街でも売っていました。
 
そんなわけで、仙台出張は慌ただしく終わり、昨夜東京に戻ってきました。
 
 

富士宮やきそば、海を渡る

昨日テレビを見ていたら、富士宮やきそばがニューヨークに進出したというニュースを放送していました。
ニューヨークの歩行者天国で開催された、世界中の料理などが販売される「デイトップ・マディソンアベニュー・フェスティバル」に出店したもので、用意した800食はソース味の珍しさもあり完売したそうです。
 
 
富士宮やきそばといえば、ご存じの方も多いと思いますが、静岡県富士宮市で親しまれているB級ご当地グルメ。
B級ご当地グルメ日本一を決める「B-1グランプリ」で2回(第1回、第2回)、栄冠に輝いています。
日本一になったことをきっかけにして、富士宮市に多くの人が訪れるようになったことから、B級グルメによるまちおこしの成功例としても有名です。
 
それにしても、イベントとはいえニューヨーク進出ですか。
人気は上々のようだったので、ひとまず成功といえるかもしれません。
食によるまちおこし、地域おこし、地域活性化を目指しているところにとって、励みになるのではないでしょうか?
 
でも、海をも渡った富士宮やきそばに続くには、多くの人から味が支持されることはもちろんのこと、まちおこしや地域おこし、地域活性化で一定の成果を上げることが不可欠。
少しでもそうしたまちや地域が増えるよう、陰ながら応援させていただきます。
 
 

プロフィール

大澤裕司(yuji)

Author:大澤裕司(yuji)
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2005年から本格的に、ライター稼業で生計を立てています。
主な取材分野は技術開発、中小企業、モノづくり(生産技術、生産管理も含む)、IT活用、人材育成、など。
2008年8月には初の著書『これがドクソー企業だ』を上梓しました。

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