世界各地でシェアを伸ばすヒュンダイ

昨日発売された「週刊東洋経済」の特集は「トヨタVS.VW・スズキ 大争奪!世界の自動車覇権」と、個人的に興味をそそられる内容です。
と言っておきながら、実はまだ読んでいません。
これから読んでいきたいと思っています。
 
さて、この特集は世界規模での自動車メーカーの覇権争いをトヨタ、VW(フォルクス・ワーゲン)・スズキ連合を軸に検証したものですが、特集の中で注目した内容があります。
それは、世界21カ国・地域のメーカー別シェアです。
現在の動向がどうなっているのかが一目でわかるので、資料としても有益です。
 
21カ国・地域は東アジア、南アジア・ASEAN、欧州、北米、南米からセレクト。
それぞれの国や地域の特色がはっきりするばかりか、メーカーごとにどの市場を重視しているのかという大まかな傾向も見えてきます。
 
この結果を見ると面白い傾向がわかります。
その筆頭は、ヒュンダイが日米欧の大手メーカー並みにランクインしているということです。
 
ヒュンダイは韓国でトップ(約75%)のほか、中国(6.2%)とシンガポール(21.5%)、ベトナム(11.8%)で2位、ロシア(9.6%)とインド(14.0%)で3位。
さらに、西欧(イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなど西欧・北欧・南欧18カ国の合計)や中東欧(チェコ、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアなど中欧・東欧10カ国の合計)、アメリカ、カナダ、フィリピン、マレーシア、台湾、ブラジル、ベネズエラでもベスト10内にランクインしています。
 
実に15カ国・地域でベスト10内にランクイン。
この結果、実はVWよりも多いほどです(VWがベスト10内にランクインしているのは西欧、中東欧、ロシア、中国、韓国、台湾、インド、シンガポール、アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、ベネズエラの14カ国・地域)。
 
ヒュンダイは日米欧の大手自動車メーカーに比べ、歴史が浅いはずですが、海外展開が進み、こんなにも多くの国・地域でシェア上位に食い込んでいるとは思いもしませんでした。
アメリカでシェアを拡大し、中国やインドで高いシェアを持っているという話は聞いていましたが、ここまで世界中に、それも満遍なく浸透しているとは……という感じです。
 
ヒュンダイはよく「低価格」と言われていますが、価格競争力が各地でシェアを拡大する原動力といったところなのでしょうかね?
品質や技術力も評価されてのシェア拡大であれば、脅威的な存在ですが、イギリスのBBCで放送された自動車番組ではボロクソに言われる始末。
 
 
 
散々な扱いですが、放送の中身が本当だとしたらちょっと怖いのも事実です。
 

スバルが韓国に進出

久しぶりにクルマの話題でも。
 
新聞などの報道でご存じかもしれませんが、スバルが4月から韓国で販売に乗り出すようです(詳しくはこちら)。
販売するのはレガシィ、アウトバック、フォレスターの3車種。
初年度は600台、5年後には3000台販売する計画を立てています。
 
韓国にはすでに、トヨタ、ホンダ、日産、三菱が進出しており、スバルで5社目。
輸入車市場が安定成長し中型乗用車や小型SUVが人気を集めていることもあり、日本車への関心が高く、人気も上々だといいます。
 
日本の自動車業界にとって韓国は、これから開拓すべき市場の1つですが、そのなかでスバルはどれだけ奮闘できるでしょうか?
おそらく、マツダあたりも進出の機会をうかがっているでしょうから、これから韓国で競争がますます激しくなるのは必至。
こういった市場で、スバルの技術に対するこだわりや真面目なクルマづくりが評価してもらえれば、と個人的には願っています。
 
当面は販売を3車種に絞っていますが、うまくいけば名前の挙がっていないインプレッサやエクシーガも販売されることになるのでしょうか?
エクシーガはともかく、インプレッサはどう受け入れられるかには興味があります。
 
クルマに限らず海の向こうで日本製品が盛り上がるのは、やはり気分がいいものです。
 

プロフィール

大澤裕司(yuji)

Author:大澤裕司(yuji)
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2005年から本格的に、ライター稼業で生計を立てています。
主な取材分野は技術開発、中小企業、モノづくり(生産技術、生産管理も含む)、IT活用、人材育成、など。
2008年8月には初の著書『これがドクソー企業だ』を上梓しました。

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