サッカー界におけるスポーツウエアの勢力分布(ブラジル カンピオナート・ブラジレイロ編)

学習研究社発行の『世界の名門サッカークラブFILE』に記載されているデータを使い、2008-09シーズンのサッカー界におけるユニフォームブランドの勢力図をランキング形式で整理する企画の9回目。
今回は、ブラジルのプロサッカーリーグ、カンピオナート・ブラジレイロの結果を紹介します。
 
なぜ、この企画を思いついたかについては、こちらをご覧ください。
 
カンピオナート・ブラジレイロは、日本では「ブラジル全国選手権」「ブラジル選手権」などと訳され、トップから順にセリエA、セリエB、セリエCと3部で構成されています。
このほかにも各州の州リーグ、カップ戦(コパ・ド・ブラジル)も行われており、各クラブは日本では考えられないほどの試合を、1年間にこなすことになります。
 
ランキングでは2009年シーズンのセリエA・20チームを対象にすることとします。
さて、どんな結果になったでしょうか?
 
1位(5チーム)……Lotto:スポルチ・レシフェ、ゴイアス、A.ミネイロ、コリチーバ、
                                 サント・アンドレ
2位(3チーム)……Champs:ナウチコ、ヴィトーリア、アヴァーイ
                         Reebok:サンパウロ、クルゼイロ、インテルナシオナル
3位(2チーム)……Adidas:フルミネンセ、パルメイラス
                         NIKE:フラメンゴ、コリンチャンス
                         UMBRO:サントス、A.パラナエンセ
5位(1チーム)……Champs:ヴィトーリア
                Fanatic:アヴァーイ
                KANXA:バルエリFILA:ボタフォゴ
                         Kappa:ボタフォゴKANXA:バルエリ
             LUPO:ナウチコ
             NIKE:コリンチャンス
             OLYMPIKUS:フラメンゴ
                       PUMA:グレミオ
 
以上の通りです。
 
本ではインテルナシオナル、サントス、コリンチャンス、サンパウロ、パルメイラス、フラメンゴの6チームしか紹介されていなかったので、残り14チームについては自力で調べました。
はっきり言って、自信がありません。
なお余談ですが、本ではヴァスコ・ダ・ガマも紹介されていましたが、2009年シーズンのヴァスコはセリエBですので、このランキングでは対象外としています。
 
さて結果についてですが、南米ということもあり、これまで紹介してきたヨーロッパ各国・地域とは雰囲気が異なりました。
早い話、adidas、NIKE、PUMAのメガブランドが振るいません。
Lottoが1位なのはともかく、ヨーロッパ各国・地域では振るわなかったReebokが、ここブラジルでは存在感を発揮したのは意外でした。
 
このなかで地元ブラジルのブランドは、ChampsとKANXA、OLYMPIKUSの3つ。
もう少し多く地元ブランドがランクインするかと思っていたのですが、少し肩透かしを喰らった感じです。
 
というのも、ブラジルはサッカー王国だけに、実はスポーツアパレルブランドが結構充実しているからです。
ChampsとKANXA、OLYMPIKUS以外にも、知っているだけでATHLETA、FinTA、PENALTY、Rhumell、TOPPERというブランドがあります。
このなかでもとくに有名なPENALTYとTOPPERはランクインしているのでは、と予想していましたが、予想は見事に外れてしまいました。
 
詳しくいことはわからないのですが、ChampsとKANXA、OLYMPIKUSは新興ブランドなのでしょうか?
もし、ご存じの方がいらっしゃれば、教えていただければと思います。
また、この結果に間違いなどが見つかった場合、ご一報いただければ助かります。
 
<2009.07.27追記>
フラメンゴは当初、NIKEを使用していましたが、どうやら第9節からOLYMPIKUSに変わったようです。
変わったことはだいぶ以前につかんでいましたが、いつから変わったかを調べるのに手間取りました。
ちなみに、この件を調べるのに参考にさせていただいたのが、ブログ「ブラジルサッカーの今…」。
とにかく、動画が充実しており、アップされている動画を細かく調べたら判明した次第です。
私も最近、よく読んでいるのですが、最新のカンピオナート・ブラジレイロの試合を中心に、日本ではなかなか紹介されないブラジルサッカーや南米サッカーを広く紹介してくれる、ファンにはたまらないブログです。
管理人に熱意には頭が下がります。
 ありがとうございました。
<2009.11.07追記>
いつの間にか、ナウチコとアヴァーイも変わっていたようです。ブラジルでは、シーズン中にユニフォームサプライヤーが変わることが頻繁にあるのでしょうか?
 
※参考:過去に紹介した結果はこちら。
 
 

これじゃあ、変わらないよ

先日、ある会社の社長が本を出版するのを記念して開かれたシンポジウムに行ってきました。
 
その社長は女性ですが、アメリカからある人材・組織開発手法を日本に持ち込み、日本での普及・啓蒙に注力されています。
私はフリーランスになる以前から、仕事で社長とお付き合いがありましたが、会社を辞め独立した後も、その会社の広報誌制作をお願いされるなど、何かとお世話になっています。
 
シンポジウムに行った目的は、その会社の広報誌でこの様子を紹介するため。
早い話、取材でお邪魔したわけです。
 
シンポジウムのテーマは「現場力強化」。
内容については詳しく書けませんが、大きく分けて、その社長の講演とパネルディスカッションで構成されました。
 
実はパネルディスカッションのなかで、非常に印象的なことがありました。
 
それは、パネリストの一人であるある大学教授が、この席上発表された某企業の事例を受けて会場の参加者に「組織理念を浸透させることに興味がありますか?」と尋ねたところ、参加者のほぼ全員が「興味がある」と反応したのに対し、「では、あなた方は組織理念を浸透されたいですか?」と尋ねたところ、ほとんどの参加者が消極的な姿勢を見せたことです。
 
消極的な姿勢というのは、言い換えれば、「できれば避けたい」「それは嫌だ」といった、ネガティブに受け取れる反応です。
この反応を見た瞬間、「これじゃあ、変わらないよ」と思いました。
 
それはなぜか?
自分が変わることなく、現場やそこで働く人だけに変わることを要求しているように思えるからです。
 
本来、何かを変えなければならないときは、自ら変わらなければ変わらないはず。
たとえ嫌なことであっても、変えるためにそれが避けて通れなければ、その嫌なことも受け入れなければなりません。
しかし、会場の反応からは、そういった意思みたいなものは感じられませんでした。
 
この反応は、現場と現場で働く人を見下しているように見えます。
 
自分がされるのは嫌だけれど他人にはしてもいい、と考えているのでしょうか?
自分が嫌なことを、他人は皆喜んで受け入れるとでも思っているのでしょうか?
 
傲慢で鼻持ちならない態度に我慢ならなかったのが正直なところです。
 
これまで取材などを通して、企業内で人材開発や組織開発に熱心に取り組む人、それを支援するコンサルタントなどをいろいろ見てきました。
そういう人たちを見ていて思うのは、こうした仕事は優秀なだけでなく、どこかに人間愛みたいなものがないとできない、ということです。
人間相手の仕事ですから、当たり前といえば当たり前かもしれません。
 
しかし、そうした人の方が多いものの、なかには優秀だけれど人間に対する理解が欠け、愛情や思いやりが感じられない人も見てきました。
ヒガミに聞こえるかもしれませんが、そういう人は学校のお勉強ができる優等生なだけ。
冷たさすら感じることもあります。
 
率直に言えば、そういう人は悪しきエリート意識にまみれています。
策を弄することだけに終始し、血の通った施策が打てず、結果的に思ったような成果が得られていなはずです。
他者との対話から何かを生み出す、ということもないでしょう。
 
「組織理念を浸透されたいですか?」と問われたときに消極的な姿勢を見せたシンポの参加者は、おそらくこういう人なのではないかと思われます。
 
人材開発や組織開発がうまくいかないという悩みを抱えている企業は、案外、携わる人間(社内の推進役、外部のコンサルタントなど)の内面に問題が潜んでいるのではないでしょうか?
うまくいっていないときほど、関係者一人ひとりが自分自身に問題がなかったかどうかを振り返り、改めるべきところは改める方が先かもしれません。
そして、社内・社外問わず関係者を変える必要があると判断した場合は、ためらうことなくそうするべきです。
 
手法の本格的な検討はその後でも遅くない気がします。
 

プロフィール

大澤裕司(yuji)

Author:大澤裕司(yuji)
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2005年から本格的に、ライター稼業で生計を立てています。
主な取材分野は技術開発、中小企業、モノづくり(生産技術、生産管理も含む)、IT活用、人材育成、など。
2008年8月には初の著書『これがドクソー企業だ』を上梓しました。

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