『ITmedia ビジネスオンライン』に記事が掲載されています
企画の経緯、機能の特徴、店頭での取り組み、などについて紹介しています。
『Aurex TY-AK1』はハイレゾ(ハイレゾリューション)音源に対応したCDラジカセ。
最大の特徴は、カセットテープやCD、ラジオといった非ハイレゾ音源をハイレゾ相当に高めることができることにあります。
開発の経緯はオーディオブランド『Aurex』の復活。
『Aurex』はかつて東芝から発売されていたのですが、一時途絶えた後、2016年に東芝エルートレーディングから復活。
復活第一弾は、ハイレゾ対応のCDラジオの『Aurex TY-AH1000』。
これを発売したときに、「カセットテープを高音質で聴けるものはないのか?」といった問い合わせが相次いだことにありました。
東芝エルイートレーディングは現在、ラジカセ市場でシェアトップ。
バラエティーに富んだラジカセをラインナップしていますが、問い合わせてきたのは主に、青春時代にラジカセに親しんだ50代。
手間暇かけダビングしたカセットテープを大切にしていた人たちです。
声の大きさから、そんな彼らの思い出がよみがえるような高音質なラジカセを開発することにしました。
高音質化する手段として採用することにしたのが、ハイレゾ化でした。
非ハイレゾ音源であるカセットテープをハイレゾ相当にアップコンバートし、ハイレゾ音源の再生に対応したアンプとスピーカーで再生することにしたのです。
非ハイレゾ音源をハイレゾ相当の音源にするアップコンバートの技術開発は、東芝の液晶テレビ『REGZA』で音響部分の開発を担当する部隊に委託。
無響室で音を測定して得た結果を原音と比較して、自然な音になるよう修正。
測定と修正を繰り返し、バランスのとれた自然な音になるまでに1年近くの時間を要しました。
また、ハイレゾ相当の音質ではなくアナログの音質を楽しみたい人のために、アップコンバートをON/OFFできるようにしたほか、現在は製造していないハイポジ(ハイポジション)テープの再生にも対応しました。
店頭では音質が確かめられるよう、デモテープも置いているとのこと。
曲はある人のヒット曲2曲ですが、誰の曲かは記事を読んでのお楽しみ、ということで、ここでは明かさないことにします。
すでにご愛用の方はもちろんのこと、高音質で聴けるラジカセをお探しの方、むかしダビングしまくったカセットテープを聴きたいけど再生できるハードウェアがなくて困っている方、青春時代の思い出に浸りたい方など、ご興味のある方はぜひ、サイトにアクセスしてください。
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